寄りかからない2012/02/24 13:41

椅子に座る時の姿勢をあらためて‥

例えば電車で座る時、深く腰掛け仙骨(おしりの後ろ側の真ん中、腰の一番下)を椅子にあてます。
そうすると骨盤の底にある坐骨(おしりの底の左右にある骨の突起部)が座面に垂直に立ち上がって骨盤が立つことになります。

そこで背中は背もたれに寄りかかってはいけません。
背もたれとの間には空間を取りましょう。

このとき骨盤は適度に締まり、股関節は正面を向いているはずです。
あとは膝を揃えたらずっとそのままで居られます。

特に内転筋を強く意識し続けなくても楽に脚を閉じていられるのです。

そう、要は骨格アライメントの問題です。

背もたれに寄りかかってしまうと骨盤は後傾し、股関節は外旋します。脚は必然的に外に開くということです。ここで内転筋に力をこめて閉じようとするのは股関節の負担にもなり、脚の付け根(大転子)を外に張り出しお尻を広げてしまうことに‥

正しく座れば骨盤底筋の働きで脚は自然に閉じ、お腹まわりのポッコリも防げる。

座る姿勢も人生も寄りかからないことが大事ね。