調整の本当のところ2011/06/07 12:41

骨盤調整に取り組み始めてから五年。

当初は歪みは悪であり、それらは綺麗サッパリ正してこそ美容と健康が手に入ると思っていた。

確かに、調整エクササイズを続けるうちに腰痛は気にならなくなり、デニムのサイズがダウンし…それもこれもみんな骨盤が歪んでいたからなのね、そして今はもう「歪んでいない私」。
そう信じていた。

「骨盤調整バンザイ!」である。

ならばインストラクターにまでなっているのだから、さぞかし均整の取れた素晴らしいお身体なのだろう、というと…
そんな事はない。一見とても健康そうであることは間違いないが。

・・・依然として、そこに歪みはある。

最近になってようやく気づいたのだ。
それが私の本来の姿である、と。

調整とは、別人になることではなく本来の自分、素材を最高に活かしきること。
どうあがいても変える事のできない生まれもっての特性は踏まえて、その上でベストバランスを構築することなのだ、と。

箸も身体も使いよう…である。

整体に行って「あなた歪んでますよ」と言われ凹んでいるあ・な・た。
「歪んでなにが悪い!」そう言い返してみましょう!

大事なのは、その歪みとどう付き合っていくか、です。

もっとも、生活習慣病と言われても過言ではないような、後天的に身に付けてしまった歪みや、そのためにあらたにプラスされたバランスボールのようなモノ(お腹の辺りにありませんか?)はりリセットしましょう。

そこは比較的簡単に、エクササイズという名の消去ボタン一発でオーケーです。

そこから先が本題です。

己を知り、育て、自分をコントロールする術を知る。

それが本当の「骨盤調整」であり、「歪み」との共存・共栄なのだと思います。

人はそれぞれのバランスで成り立っている。

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