セルフプロデュース2011/06/22 23:21

夏至の本日、各地で今年初めての真夏日となった熱い(暑い)1日でした。

新入社員の方の5月病も終わり、すっかり慣れて気持ちは夏のボーナス待ちで浮足立っているころでしょうか?

私は人前に立つ仕事をしていますが、少し前まではそんなのとても考えられない~!

昔の私を知っている人もきっと口をそろえて「信じられない~!」と言うでしょう。

そう、私は基本ネクラで、人見知りの上に協調性に欠ける。集団で明るく仲良く元気よく!というのをもっとも苦手とするタイプでした。

今の仕事をする前も、企業では単独でひたすら数字とにらめっこ、分析・解析するような職種につき、「営業」とか「接客」はNG。

なのに、なぜ今はエクササイズのインストラクター!?

人に癒しを与える整体師!??

になっちゃったかなぁ・・・

人生ってわからないものですね。

もちろん、方向転換する時には「顔が怖い」「笑って」「笑顔で元気よく!」と来る日も来る日も注意され、「キャラじゃないのよね~」っと内心反発もしていました。だったら辞めとけ!って話ですが・・

でも「女優のように演じなさい」と言われ続け・・なんだかキャラ設定が微妙に変化してきたか・・?
今では演じてるのかそっちが素なのか、自分でもわからなくなってくるほどである。

人は変わる部分もある。
よく言うじゃないですか、楽しくなくても笑ってなさい、そのうち本当に楽しくなってくるからって。

あながち嘘じゃないよ。

最初は演じるって、なんだか自分を偽るようでしっくりこなかったのですが、俳優さんが殺人犯の役をやるのに「俺はそんな悪いことはできない!」と葛藤することがないのと一緒で、別に違う人間になれということでもなく、ただ、その場その時だけ求められたキャラを演出するだけでいい。自分の本質を変える必要はないのです。

そう、仕事で成功するコツは「~らしく見える」「~のように見える」という、「見える」ってところ。

やる気なんてホントは全然ないんだけど、やたらとやる気満々に見える。

ほんとはすごい自己中心的で横暴だったりするんだけど、なんだかとっても優しそうに見える。

そう、それらしく見えるようによそおってみるだけで周囲からの評価は格段に上がる。間違いなく。
そして自分でも、なんだか本当にやる気満々で優しい人のような気がしてくるものである。

もちろん仕事の場合は、そのあと本当にやらせてみたらダメダメだった、というのではお話にならないが・・。

実力もあり知識も技術もある!少なくともアイツには負けてない!という自負がありながらもチャンスに恵まれないとお嘆きのあなた。

問題は周囲に気に入られるような好感度が低いことでは?

「あの人に任せたらとってもいいような気がする」そんな人物を演出するテクニックも仕事のうちです。

ブツブツ不満を言って「本当はそうじゃないのに」とか泣き言を言っていても誰も見てはくれません。まして、正当に評価されない不満を上にぶつけてどうする!
人は本質まで見極められて評価されているのではない、「~のような気がする」程度のところでまずは評価される、という現実を知って欲しい。

・・と最近、仕事でぐずぐず言ってる人を周辺でちらほら見かけるので、ここで言わせてもらった。

ほんとは本人に言いたい、だけど言えない。それも私の本質。

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