交感神経あげていこー!2009/11/25 23:09

今日は川崎でレッスン

こちらのクラスにも平熱が36度をきる方がいらっしゃいました。

最近は若い方でも低体温の方が多く、普通は年齢がいって筋肉が痩せてくるにつれ平熱もさがっていくものなのですが、そういう事だけではないようですね。

以前も書いたと思いますが、平熱が1度下がると免疫力は37%ダウン、基礎代謝は12%ダウン、体内での酵素の働きは50%もダウンしてしまいます。

風邪や病気に負けない身体のためにも平熱はあげておきたいところ

36.5℃を目指そう!!

さらに基礎代謝や酵素の働きが下がるという事は、脂肪分解の効率も悪いということなのですよ。ダイエットを志す方にもとっても大事なポイントです。

ではどうやって平熱をあげるか。

まずは筋肉を活性化する!

熱を産生するのは筋肉ですからね。

それから、自律神経は交感神経優位の時に体温を上げようと機能するので、日中はしっかりと交感神経を働かせるということも大事です。

実は、アメリカの研究では、過食よりも交感神経の停滞による肥満が多いということが明らかになっています。これをモナリザ症候群と呼びます。

交感神経が活発に働いている時は、代謝は異化作用(分解・排泄)モードで、熱を産生し(エネルギーの消費)、食欲は抑えられている状況です。

逆に副交感神経が優位の時は同化作用(消化・吸収)モードで、エネルギーを溜め込もうと機能しています。

日中は交感神経が優位なはずなのですが、そうならない人もいるということですね。

仕事や運動、趣味に夢中で取り組むなど、日中は精力的に動いたりある程度の緊張感や興奮状態にあるほうが交感神経がきっちりと働きます。

リラックスのしすぎやダラダラと休日を過ごしている時などは駄目ってことですね。(たまにはそんな日もアリですが・・)

文明と科学の進歩のおかげで私達の生活はラクになりましたが、その弊害として、交感神経のトーンダウンもあるようです。

そうゆう意味でも、これまで運動の習慣がなかった方は、たとえ週に1回でもやや激しい運動をして(この定義は人それぞれ違いますが)交感神経を強く刺激していくと、自律神経の働きが良くなり痩せやすいコンディションにつながるのではないでしょうか。

身体を動かせばその後は疲れますから、夜は副交感神経へとスイッチングもスムーズに、よく眠れることでしょう。

何事もメリハリが大事、というお話でした。